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イメージを具現化すること

顧客化の対策の【ビジュアル】は、イメージカラーやトーンマナー等ご依頼いただいた方が商いをされるうえで、必要となるデザインの基礎(ベース)を検討していくものです。

【ビジュアル】は私が通販サイトを営みながら、商品の目利き、撮影、コーディネート等を行ってきたことが基盤になっています。

私は商品やサービスを見たとき、どのようにビジュアルを整えると魅力が伝わるだろうか、どの角度を切り出すと魅力的なのかを、ずっと考えています(考えられずにいられないだけなのかもしれませんが)。

商品やサービスのお話、その方の雰囲気や動作を目や耳で感じながら、私の中の引き出しと結び付けてビジュアルを具現化したとき、私の具現化がその方の着地点を決めつけてしまわないように、こちらの見立てとその方の見立てをあわせて、よりよい着地点に進むことを心がけるようにしています。

イメージを”具現化すること”を行っていくとき、イメージは心の中にあって、具現化しないからよいもの、具現化を見る側にゆだねることがよいものもあります。

私は平曲(平家物語を語り琵琶で伴奏するもの)を学んでいるのですが、あるとき先生に物語の理解を深めるにあたって、その時代の装束や色合いを知る方法はないか尋ねたことがありました。先生は図書館や何やらいろいろと知る方法はあるねと教えてくださりながら「理解を深めることはすてきなことだけれど、なんでも実像が見えてしまうと、見えないものを推し量ったり形のないものを想像したりする楽しみが薄れてしまうよ」と、想像力を育む大切さも教えてくださいました。

”見えないものを推し量る”は、普段具現化を推し進める私にとって想像力を鍛え続ける大切さと、具現化しないことの大切さも気付かせてくれた言葉です。

形がないからこそ尊いものや、形にすることで価値を失ってしまうもの、形になりたいと求めているものを見極めながら【ビジュアル】やBRIGADEの表現の幅を広げていけたらと思っています。


この内容は2021年6月6日に加筆・修正しました。




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