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詐欺サイトに画像を無断で使用された話

これは私の営む通販サイトで実際に起きた話です。現在詐欺サイトは表示されなくなりましたが、今後同じようなことが起きる可能性は0ではありません。今回は詐欺サイト発見の経緯と行った対策をお話しします。

発端は画像検索。
今春私は自社通販サイトの移転を行いました。あわせて今後の取り扱い商品や方向性を再検討し、今まで使用していた自社に関連するキーワードもすべて見直しを行いました。ここでキーワードの記載は避けますが自分でSEO対策を行えたので、特定のキーワードで上位表示を保つことができていました(このときからお世話になっている方々の話はまた別の機会に)。

特定のキーワードは品揃えや雰囲気でお客様をご案内する言葉でした。ですが今後の品揃えがキーワードに沿わないこと、目指す方向性の観点からも排除することに決めました。それでも特定のキーワードで画像検索をするとサイト移転前に扱っていた商品の画像や、Pinterestに掲載した商品などが表示されます。定期的に検索結果をリサーチしていく中で画像検索をしたときに奇妙な部分に気付きました。

「旧サイトで使用していた自社画像のリンク先がまったく知らないサイトになっている」

特定のキーワードの画像検索結果にいくつも表示された、自社画像(旧サイトで使用していたもの)のリンク先はまったく知らないサイトでした。

会社概要は日本、でも何かおかしい。
そのサイト(リンクを踏むとフィッシング詐欺に巻き込まれる可能性も否定できないため記載しません)には、私のサイト以外にもキーワードで表示される同業サイトからと思われる写真がいくつも掲載されています。私のサイトから引用した写真と極端に安い価格(数百円)の表示、過去にサイトで使用したロゴマークまでが販売されているのを見て震えました。そのサイトには食品や携帯など、他社から多岐にわたる商品が掲載されていて、特定商取引法と会社概要を見ると、日本の実在する会社名が掲載されていました。どうやらこの会社名を使用した”詐欺サイト”が複数存在しているようでした。

サイバー犯罪相談窓口(警察)に相談
私は住まいのサイバー犯罪相談窓口に相談し現状を話しました。担当の方からすぐにそのサイト名で相談が数件寄せられていること、詐欺サイト自体が表示されないように対策を行うけれど、100%表示されないことを確約するものではないこと、海外サーバーを使用しているので今後も筍のように出てくる可能性があること、そして出来る限りの自社サイトの対策を聞くことが出来ました。怒りと恐怖でワナワナしていたのですが、こちらの状況を素早く把握していろいろと教えてくださったおかげで落ち着きました。電話を切る際に担当の方が「サイバー犯罪○○の○○です」とお名前を言ってくださったので、名称に興奮して思わず「その言い方すげえかっこいいっすね」と言ってしまいました。

行った3つの対策
01:サイバー犯罪相談窓口に通報←今ここ
02:サイトに詐欺サイトへの注意喚起記事を掲載
03:現在掲載している商品画像にウォーターマークを記載

サイトに詐欺サイトへの注意喚起記事を掲載
サイバー犯罪相談窓口に連絡する前に、あらかじめ詐欺サイトへの注意喚起記事を準備していました。そのため連絡後すぐに担当の方に目を通してもらい指示をいただきながら内容を修正することができました。注意喚起記事準備~サイバー犯罪窓口に連絡~サイトに記事掲載まで一時間程で進めることが出来ました。

詐欺サイトへの注意喚起記事に記載したこと
・詐欺サイトの存在を確認したこと(URLは記載しない)
・詐欺サイトでのトラブルに関して当店は責任を負いかねること
・該当写真を掲載している通販サイトは当サイトのみ
・詐欺サイトの特徴
・サイバー犯罪相談窓口に相談していること

現在掲載している商品画像にウォーターマークを記載
過去の商品でページがないもの、Pinterestの過去記事を除くバナー等の画像にウォーターマークを入れました。今まで写真に透かしを入れるのは世界観を崩すような感じがして避けていたのですが入れるようにしました。ちなみに同じ商品を扱っている同業者から写真を無断で使用されることも度々あります。見つけ次第、私が写真の主であることと使用の中止をお願いしていますが、どなたも謝罪はないので泥棒という意識はないのかもしれません。そのような経緯もあり特定のキーワードに関連する特定のアイテムの取り扱いは完全に止めています。

現在の状況
その後、詐欺サイトは削除されたようです。お客様からの報告もなかったためひとまずは良かったと思いましたが今後も発生する可能性が0ではないため、引き続き警戒を続けていきます。ちなみに、下記画像は今回お世話になった神奈川県警察本部サイバー犯罪捜査課さんのもの。画像とまったく同じではありませんが似たような状況だったので、通販サイトを営んでいる方や自社で撮影した写真に透かしを入れていない方はご注意くださいね。

画像:神奈川県警察本部サイバー犯罪捜査課

これサイバー犯罪かな?と思ったときは、お住いの都道府県警察本部にあるサイバー犯罪相談窓口に相談してみるのもよいかもしれません。その際は現在の状況といつどのような状況で何が発生したのか時系列でまとめておくとスムーズに伝えやすくなります。

各都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口
http://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm

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